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つくる冒険 日本のアール・ブリュット45人 ーたとえば、「も」を何百回と書く。
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つくる冒険 日本のアール・ブリュット45人 ーたとえば、「も」を何百回と書く。
展示のフライヤー、ポスター、カタログ、チケットなどのグラフィックツールをデザインしました。
この展覧会では、2023年に日本財団より滋賀県立美術館が受贈した
45名の日本のアール・ブリュットのつくり手による約450点もの作品が展示されています。
さてそのタイトルにある、つくる+冒険とはどういうことだろうと思わず「冒険」と辞書でひいたら
ー危険をおかして行うこと。成否の確実でないことをあえて行うこと。また、そのさま。ー
と書かれていました。
何事かを一から作るというのは、実のところいつだって初めてであり、前例もなく、うまくいくかどうかもわからないまま
前に進めていくことで、それば冒険に近しい行為だなとタイトルの絶妙さに腑に落ちました。
手足を動かしていけばどこか知らない地平にたどり着けるのだろうという、
ジリジリとした歩みが作ることの根幹にはあり、そうであれば「作り」は誰にでも可能なものなのかもしれません。